普通の人たち

腸の中って、生まれてくる前は無菌状態なんですが、生まれてから菌が住み始めます

色んな説がありますが、大体100~500種類で合計1兆個ぐらい

まぁ、地球上の人間よりも人種も人口も多いってことですね


で、それだけの人がいれば、当然いい奴もいるし悪い奴もいます


よく聞く善玉菌と悪玉菌ってやつですね


善玉菌も悪玉菌も、別に人間のために生きているわけでもなく

人間を困らせるために生きているのでもありません


ただ普通に生きていたら、人間の役に立つ奴と人間を困らせる奴がいるってことです


で、どれぐらいの割合かっていうと


善玉2割で悪玉1割ってとこがベストの状態らしいです

これを調べていて、当然の疑問が残りの7割でした


こいつらは、善でも悪でもないんで、文字通り毒にも薬にもならないやつ


かと思ったらとんでもない!


こいつらは日和見菌っていって、善が強けりゃ善になり

悪が強けりゃ悪になる


状況次第で毒にも薬にもなるやつってことですね

腸内はもうびっしりと菌が生息していますから、どっちかが増えるとどっちかが減るってことを繰り返しています


じゃ、悪い奴を全部殺してしまえばいいじゃないか!

と思ったりしますが、悪人は必ず一定数いて全滅はできないみたいです


つまり、いい人も悪い人もいる世の中で、圧倒的多数の人は状況次第の日和見主義

悪人の根絶やしもできないのであれば、せめて善人を優勢にして日和見たちを味方につける

これで腸内が健全に保たれるわけです


なんか、人間の社会みたいですよね

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